隔月刊誌「庭」 庭師道具図鑑205号 大隅刃物店 取材後記

(取材後記なので、本編とは違って、リラックスして書きます)

久しぶりに会った大隅さんは、どこか以前と印象が違いました。
自分のような若造が言うことではないのですが…
どこか、一本芯が通ったというか、頼りがいがあるというか。

ご本人にお話を伺ったところ、その謎が氷解。
大隅さんご自身も道を究めるため、右往左往、試行錯誤、二転三転、
いろいろがんばっておられ、それが形になってきたとのことでした。
今なお進化しつづける50代。素敵です。

京都の鋏鍛冶、大隅刃物店の大隅義信さん。刈込鋏を作成中さて、今回の取材は関西の刈込鋏でした。
前回、間中刃物店の間中保夫さんに取材させていただいたのが関東の刈込鋏。結論から書くと、関西と関東では、刃の形状を筆頭に、鍛冶屋さんが気を使う箇所がこんなにも違うのかという発見の連続でした。切る樹種が違うから刃が違うとか、そういう観点ではない、もうまったく異なる東西の匠の意見。今号は必見だと思います。刈込鋏は、庭師・植木屋のトレードマークだけに。
大隅さんといえば、蕨手(輪鋏)やキリバシが有名ですが、刈込鋏も、ぜひぜひ注目ですね。技術の粋が詰まった逸品です。京都の著名な庭園で、まっすぐに刈り込まれたあの垣根も、大隅さんの刈込鋏を使って行われているとか。

あと、余談ですが…
スーパーショットが飛び出しました。
大隅刃物店の大隅義信さんが刈込鋏を製作する過程大隅さんがハンマーを振り下ろし、鋼に当たる瞬間を捉えたものです。これは、絶対に本編に使うぞ!と撮った瞬間、やったー!と思いました。でも、いま、家に帰って見てみたのですが、その瞬間を奇跡的に捉えたと誰が見ても分からないというか…。大隅さんにハンマーを置いてもらって撮ったとも見えてしまう。せっかく、瞬間を撮影したのですが、その迫力がいま一歩足りないせいで、置いて撮ったのと差別化できない、というわけです。ここは、まだまだがんばらなければならいません。はぁ。みなさん、振り下ろしたハンマーが当たった瞬間に見えますか???

余談が多くなりました。
上にも書いたとおり、今回の取材は東西比較がとてもおもしろい記事になりそうです。
ぜひぜひ、204号とともに205号もご購入ください。
よろしくお願い致します。

それでは、5月1日発売の本編をお楽しみにお待ちくださいませ☆


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