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良い広報媒体を作るには【基本編】
今日は、少々マジメなエントリです。

以前から、webサイトを作成させていただいる懇意のお客様で
特殊技術の現場施工をされる業者さまのパンフ制作案件の話です。

web作成の時に写真がないことが問題で、
低い解像度の写真やイラストなどで、当時はなんとか仕上げましたが
次回以降の問題を予測して
「施工現場の実績写真を絶対に撮っておくべきです」と
進言していました。

しかしながら、「現場では忙しくてねぇ…」と
パンフレット作成のときにも写真がありませんでした。

これは制作業者からすると
「もったいない」ことですし、
「とても作りづらい」ことなのです。

場合によって異なりますが、一般的に
パンフレットやwebサイトを制作する時に必要な業種は
・ディレクター(企画を練りクライアント様との調整を行う人)
・ライター
・デザイナー
・メインコンテンツのビジュアルを担当するカメラマンorイラストレーター
少なくとも4〜5つもの職種のプロが
クライアント様のために結集してひとつのものを作成しています。

単純には計算できませんが、
全員を100点満点とすると、
その道のプロたちがうんうんがんばって
500点を目指しているわけです。

もちろん予算との関係もあるので
「写真は社員に撮らせたものを使用する」場合などもありますが
その場合は、プロのような点数を得ることはまずありません。
仮に写真を嗜んでおられない社員さんの写真を50点とすると、
できあがるものは450点満点になってしまいます。
いえ、写真だけが50点ですと、バランスがおかしくなるため
デザイナーは写真が50点に見えないように組む必要が生じ、
デザイナーの100点満点のうち数十点は、そちらに注力することになります。
この場合は、少々もったいないけれども
この不景気では仕方がない側面も多分にあります。

しかしながら、この冒頭のクライアント様の場合は、
さらに問題の「写真がほとんどない」という状態でした。
となると、表現手法としては大きな問題が起こります。
特に企業向け施工系のパンフレットのため、
写真は必須のジャンルでした。
普通なら「イラストが最適な案件だから表紙はイラストでいこう!」となるのですが
「【写真がないから】イラストでいこう!」となってしまいます。
最適でない場面にも関わらず
イラストを使う企画、キャッチコピー、デザイン、イラストが
必要となります。

もちろん、そういうお悩みを解決していくのは
私たち制作業者の努めなのですが、
もし「一手間増やして写真を撮っていてくれたら…」
「もっともっと良いものが作れたかも…」と思うと
進言を聞いてくれていたらなぁ…と悔しい気持ちもあります。
実際、企画もデザインも、マンパワーを費やしてしまいました。


ということで、担当者のみなさん。
写真にかける経費と手間、大切ですよ!
最低限でも、社員様にデジカメを常に持たせて、
何でも撮影しておくようにすると、
制作するコンテンツへの保険となります。
コツコツ、1現場10枚でも構いません。
可能であれば、高めの解像度で撮影いただけるととても助かります。
また、構図やアングルなどでミスショットと思っても、
可能であれば消さないでいてください。
ディレクターやライターが、そのアングルを面白い!と感じて
閃く可能性もありますので。

冒頭のクライアント様の施工が素晴らしいだけに
「もったいなかった」というこのエントリ、
みなさまのお役に立てれば幸いです。
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